150年受け継ぐ匠の技法。
「手捺染(てなっせん)」で紡ぐ世界トップクラスの極上スカーフ
手捺染(てなっせん)とは?
手捺染は、版画のように1色ずつ版(はん)をつくり生地に色を染めていく技法です。横浜が開港して以来、急速に発展したプリント方法で、現在もイタリアのコモ、フランスのリヨンと並んで「世界3大絹織物の産地として知られています。リヨンはエルメスのスカーフの産地としても有名です。同等のレベルの染色技術を持つ日本ですが、その事実はあまり知られていません。
1800年代には手捺染で彩られた横浜のシルク製品は、海外で数々のアワードを受賞し、ヨーロッパの貴婦人たちを熱狂させました。
しかし関東大震災や第二次世界大戦、戦後の欧米ブランドの進出によって、世界中を虜にした横浜スカーフは職人の減少とともに衰退し過去のものとなってゆきます。
近年では、手捺染が、エルメスのシルクスクリーンと同じプリント方法と認識する女性が増えつつあり、その品質に価値を見出し始めたことや、2016年のリオオリンピックでは、手捺染で染めたアーティスティックスイミングの水着がメダル受賞に一役買うなど、その卓越したプリント方法が再び注目を集め始めています。
美しい発色と世界トップクラスの品質。150年に渡る匠の技術で紡いだシルクスカーフは、今日も感度の高い女性の胸元を彩っています。
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